お知らせ
森と暮らしをつなぐ、経木職人を募集します

やまとわで新たに経木の職人を募集します。
経木は、伊那谷のアカマツを0.2mmの薄さに削り出した、薄い木の紙のようなプロダクト。江戸時代から続く日本の伝統的な包装資材です。刃物を研ぎ、木の目を読みながら一枚一枚と向き合う、職人的な手仕事でもあります。
未経験の方も歓迎しています。一緒に手を動かしてくれる仲間をお待ちしています。

一枚の経木が、森を変える
私たちが経木をつくっているのは、それが「森を豊かにする」仕事だと信じているからです。
伊那谷にはアカマツがたくさんあります。伊那市の民有林の20%以上を占めるほどです。けれど、アカマツは曲がって育つために建材としては敬遠されがちで、市場価値が低い。さらに「松枯れ病」が全国的に広がり、せっかく60年、80年と生きてきた木が、活用されないまま朽ちていく現実があります。
経木は、そんなアカマツに新しい役割を与える仕事です。
プラスチック包装の代わりとして、おにぎりや和菓子を包む敷物として、飾りとして。暮らしのなかで使われる一枚一枚が、地域の山に小さな経済を還していきます。「使う」ことが、森のケアになる。経木は、その循環の入り口にある仕事です。
派手ではないかもしれません。でも、削った経木が一枚、また一枚と積み重なっていくことが、伊那谷の森の風景を、確かに変えていく。

伊那谷から、世界へ
ここ数年、経木から派生する世界が、少しずつ広がってきました。
経木でつくった文具ブランド「Shiki bun」(同じ伊那市の手製本会社・美篶堂さんとの協業)。その製造過程で生まれる端材から生まれた、ドライフラワーのための花器「紙木と花(Shikiと花)」。
そしていま、これら経木のプロダクトを、海外に向けて届けていく挑戦も始まっています。日本の食文化が育んできた一枚の薄い木が、世界の食卓や暮らしに、新しい選択肢として並ぶかもしれない。
伊那谷という小さな場所でつくられたものが、世界とつながっていく。そのスケールの行き来のあいだに、自分の仕事を置いてみる。 そんな、視点が遠近に動く面白さを、一緒に楽しんでみませんか。

経木をつくる、という仕事
経木職人の仕事は、機械と木に向き合う毎日です。
50年以上前につくられた古い機械を日々調整し、安定した品質で削り出せるよう改良を重ねてきました。新しく加わってくれる方も、まずは機械の仕組みを覚え、刃物を研ぎ、木の目を読む感覚を少しずつ身につけていってもらえたらと思っています。
単純に見えるからこそ、誤魔化しがきかない世界です。経木を一枚削れるようになるまで、探究と研究を繰り返す日々が続きます。だからこそ、刃物の研ぎや木を見る目といった、長く役立つ職人の力が育っていく仕事でもあります。
仕事の流れや雰囲気については、こちらの記事「【経木職人の仕事って?】経木職人 田中さんの一週間」を読んでもらえると、より具体的に伝わると思います。

こんな方をお待ちしています
- 一つのことを、地道に深めていける方
- 木や自然が好きな方
- 「森と暮らしをつなぐ」というテーマに、自分ごとの興味がある方
- 伊那谷で暮らすことを楽しめる方
経木の経験はなくて大丈夫です。木工や手仕事の経験がある方は歓迎しますが、それ以上に「面白がってやれるかどうか」を大事にしたいと思っています。
募集要項
・雇用形態 : 正社員(試用期間あり)
・勤務地 : 長野県伊那市西箕輪 6565-20(株式会社やまとわ 36office)
・勤務開始時期 : 相談の上決定
・給与・待遇 : 年齢、経験、能力を考慮の上、当社規定により決定。社会保険完備、賞与あり、週休2日制(土日)、年間休日122日、祝日、GW、夏季休暇、年末年始、慶弔休暇、有給休暇、資格取得支援
・応募方法 :下記のフォームよりお申込みください(添付書類はPDF形式)
・応募締め切り :2026年 6月21日(日)
・オンライン説明会 : 2026年6月8日(月)20:00~
・採用担当 : 奥田・吉田
お問い合わせはこちらにご連絡ください
応募・選考について
【選考フロー】
・オンライン説明会: 2026年6月8日(月)20:00〜
・応募書類締め切り: 2026年6月21日(日)
以下のフォームよりお申し込みください(添付書類はPDF形式)。

やまとわについて、もっと知りたい方へ
応募の前に、僕らの根っこにある想いをぜひ読んでみてください。
- なぜ僕らは、「森をつくる暮らし」をつくりたいのか
- 大和時代に生まれ、歴史の変遷とともに姿を変えてきた「経木(きょうぎ)」のお話
- 紙切れみたいな一枚の経木から世界の森を変えたい。(sotokoto online)
- 信州経木Shiki ウェブサイト:https://shinshukyougi.jp
- 自然資本とデザイン(著:奥田悠史)
皆様からのご応募、お待ちしています。
お求めは
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